ニューヨークといえば、大晦日のカウントダウンを思い浮かべる方も多いと思いますが、実は、アメリカの独立記念日である7月4日も、毎年大きな花火大会が行われています。
2022年は、イーストリバー沿いに5隻の船から花火が打ち上がると聞き、ベストポジションを確保して花火鑑賞をしてきました。
今回は、そんな独立記念日のニューヨークの様子を紹介していきたいと思います。
花火前の街の様子
アメリカの大都市の中では比較的安全だと言われているニューヨークですが、日本とは比べ物にならないほど犯罪発生率は高く、人が集まると更にトラブルが起きやすくなり、時には発砲事件にもつながってしまう可能性があるため、パトカー、警察官の数がとても多くなります。
場所によっては交通規制されている道路もあったので、
車で来る際には事前に情報をキャッチしておくといいかもしれません。
鑑賞場所
これは2022年7月4日開催の情報ですが、イーストリバー沿いに5隻の船から花火が打ち上がり、鑑賞可能なエリアが掲載されています。
これから行く予定の方は、Macy’sのサイトから開催場所の詳細など確認できます。
※Macy’s とは、この花火大会を主催するアメリカの大手企業の名前です。
私たちは、ブルックリン側にあるNewtown Barge Park から鑑賞することに。
入場は無料で軽い持ち物検査がありました。
鑑賞者の多くは折りたたみの椅子やレジャーシートを持参し、時間までのんびり待機していた印象です。
ただ、日陰が少ないので、火が沈む前から待機する場合は、日除け•日焼け対策などしていったほうがいいかもしれないです。
花火開始時刻の1時間半ほど前にセレモニーショーが始まり、ヘリコプターのパフォーマンスや噴水のようなパフォーマンスがあり、「ヒューー!!!」とアメリカらしい歓声でみなさん盛り上がっていました。
花火開始!!
予定開始時刻から遅れること約5分。5隻の船から1発目の花火が打ち上がりました。
打ち上げ時間は約25分間。
携帯で音楽をかけながら鑑賞している方もいらっしゃり、日本にはない楽しみ方で感動しました。
私たちは、ニューヨークのダウンタウンの夜景をバックに花火が観たかったので、鑑賞場所をブルックリン側の Newtown Barge Parkに決めましたが、この選択が大正解でした。
エンパイア・ステート・ビルも綺麗に見えて一生の思い出になりました。
花火直後の街の様子
約25分間の花火が終わると、ニューヨークの夜景とともに写真を撮る人、手持ち花火を始める人、外で食事を楽しむ人など、それぞれの楽しみ方で記念日を過ごされていました。
ただ、多くの人が一斉に動き出すので、見渡す限り人、人、人‥。
実際に目にした花火直後の様子がこちら。
この人混みだと車も身動きできません。
地下鉄の改札まわりは、これ以上に人が集まっていたので、鑑賞場所とホテルが近いのがベストだと思いますが、ニューヨークの物価‥。立地だけでは選べないのが現実ですよね。
私たちはホテルまで地下鉄を使って帰る必要がありましたが、地下鉄のホームまで警察官の誘導があり、危険な思いをすることなく帰ることができたので、大人のみの行動であれば問題ないと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。
アメリカ全国各地で独立記念日をお祝いする花火大会が行われている中で、最大規模と言われているニューヨークの花火大会。
私たちは、入場料のかからない公園を選びましたが、船上や展望台などの特等席から花火を楽しみたいという方にはスペシャルな楽しみ方もありますので、興味のある方は公式サイトから確認してみてください。